安徽省は、文化観光産業を基幹産業に育てることを目指した「第15次5カ年計画」案を発表した。

中国共産党安徽省委員会は本日、国民経済社会発展第15次五カ年計画策定に関する提言を発表しました。

提言には、文化観光産業を基幹産業として育成することが盛り込まれています。具体的には、文化管理システムと生産・運営メカニズムの改善、文化産業システムと市場システムの強化、文化産業重点プロジェクトを軸とした戦略の実行、市場主体の育成、業態・製品の最適化、文化観光消費の促進といった施策を展開し、「安徽ブランド」を掲げる先進的な文化産業の育成を目指します。また、無形文化遺産の継承・発展プロジェクトを実施し、文楽四宝（筆、墨、硯、紙）をはじめとする歴史的古典産業の質の高い発展を促進することも盛り込まれています。さらに、提案では、文化とテクノロジーの深層融合に向けた効果的なメカニズムを探求し、文化建設のデジタルエンパワーメントと情報化を推進し、紫雲山文化創造産業パークを中国一流の文化創造産業パークへと発展させることを支援し、各地が地域の実情に合わせて文化創造パーク、街路、建築物、街角を整備することを奨励し、文化、観光、芸術、博物館、スポーツの融合と向上に向けた行動を継続的に実施し、新たな文化産業形態の発展を加速させる。農村観光、都市観光、複合産業の一体的な発展を推進し、高品質な文化観光商品の供給を拡大し、文化観光サービスと消費者体験の質を全面的に向上させ、国家レベルのオール・フォー・ワン観光開発の試行区とインバウンド観光の優良目的地を構築し、文化観光における「絵のように美しい省」としての安徽省のイメージを高める。スポーツ産業の質の高い発展を推進し、競争力のあるスポーツ企業と独立系ブランドを強化する。 eスポーツ、低高度スポーツ、新エネルギーレースなどの新たな消費形式を育成し、数々の独自の「安徽ブランド」のスポーツイベントやIPを革新的に開催します。